「法人営業」カテゴリーアーカイブ

「誰に聞けばよいか」を常に考えて

法人営業で重宝されるスキルの一つが、仕事の速さです。
法人営業で取引先から声がかかる場合、たいていの場合は、急ぎの相談です。機械の故障で困っている、社員が入社するから急ぎで手配したい、予算を通す関係で急ぎたいなどです。

そのような場合、最も簡単で効果的な差別化方法が「急ぐ」ことです。

ただし、自分がスピード感を持って仕事をするだけでは、急ぐことにはつながりません。どこかで必ず「待ち」の時間が発生し、結局、取引先に必要な価値を提供できるのは遅くなります。顧客に対し、素早いレスポンスを返す時に必要なのは、「誰に聞けばよいか」を把握しておくことです。

仕事の多くは一人で完結できるものではありません。製品の納品であれば、設計部門や技術部門との連携が必要ですし、商品の発注であれば、内勤のアシスタントとの連携が必要です。取引先からの相談内容によって「これは誰に聞けば早い」「誰に相談すればスムーズに話が通る」という情報を把握しておくことで、問い合わせに対する反応速度を早くすることができます。

人に聞くことは、時に褒められない場合もありますが、早く回答を得る際には最も有効な手段となるのです。

飛び込み営業しやすい中小企業の見極め方

新規開拓で営業をする場合、中小企業に対しては飛び込みで営業することも多いのではないでしょうか。ただやみくもに飛び込みするのは効率が悪いですよね。法人営業はいかに効率化するかですからね。飛び込み営業が成功しやすい会社やお店の見極め方を紹介します。
まず必ずチェックしておきたいのが、新しく出来たばかりの会社やお店です。新しく出来たばかりの会社やお店はこれから事業を盛り上げていこうを試行錯誤していることが多いので、新しいサービスには敏感です。営業の話も聞いてもらいやすい傾向にあります。
以前からある会社やお店にアプローチする場合、看板をチェックしてみましょう。電光掲示板になっている看板はリースを組んで設置している場合が多く、同じように飛び込みやテレアポでアプローチしてきた会社と契約しているケースが多いです。つまり営業の話を聞いてくれたり、新しい付き合いの会社とも契約してくれる可能性があるということです。最初は追い払われてしまっても少しずつアプローチすることで話を聞いてもらえることも多くあります。
効率よく営業するために、お店をある程度選んで飛び込みするのも1つのやり方です。