営業会社には、必ずと言って良いほど名簿があります。ただその名簿にも色々なランクがあって、成約を取りやすい名簿もあれば、ホルミシス効果が期待できるし、その逆もあるのです。当然多くの方々は、前者の名簿で営業活動を行いたいと考えています。
しかし私は、必ずしも名簿だけが全てではないとも思っているのです。確かに名簿の質も大切ですが、あまり良くないリストに限って、意外と良い顧客が眠っている場合があります。
そもそも契約を取りづらい名簿の場合は、他の営業マンはタッチしていないわけです。という事は、ライバル数が非常に少ないとも言えるでしょう。それだけに、かえってやりやすい一面もあります。
現に私が私の今までの営業獲得の思い出を振り返ってみても、会社的には余り質が良くないと見なされている名簿ほど、意外と良い顧客が眠っているケースが多かったです。
ですから余り名簿にこだわらないことも大切です。他の営業マンが嫌がる名簿ほど、見込み顧客の宝庫、リードナーチャリングのチャンスであり、意外と良い契約が眠っていると考えてみると良いでしょう。発想の転換は大切です。